あきらめない


学生時代、夏休みといえば高校野球というくらいテレビで毎日見ていました。結構長い期間になります。社会人になってからはさすがにあまり見てない&覚えてないんですが…。
中でも一番印象に残ってるのは小学校〜中学校の頃に見たKK時代のPLです。二人揃って、5期連続で甲子園に出場し、決勝に行けなかったのは3年春に準決勝で伊野商に負けた時だけという無双な強さだったわけですが、それでも優勝できたのは1年と3年の夏の2回「だけ」。ええ、2回も優勝すればすごいんですが、あのメンバーを考えれば何だかもの足りない気が…いや、それだけトーナメントで勝つというのは難しいということなんだと思います。


その、トーナメントで勝つことが難しい、ということを示してくれたのが、今日の決勝なのではないでしょうか。もちろん、リアルタイムで見てないんですが、ニュースサイトのまとめ記事や熱闘甲子園を見て雰囲気を味わってます。甲子園じゃなくても、その時間リアルタイムで見ていた方々がうらやましい…。10-4の9回二死から…あの結果は普通は想像つきません。最後まで諦めない、その大事さを見せてくれたのが今年の決勝なのではないかと思います。日本文理も敗れはしましたが、見事でした。
さて、勝った中京大中京はこれで1966年の春夏連覇(当時は中京商)の時以来の7回目の優勝。覚えてるのは、野中、紀藤で池田に挑んだ「事実上の決勝戦」の準々決勝(その後池田はKKのPLに敗れましたが)、木内常総に逆転食らったとか、その前は自分は知らないのですが、逆転のPLを演出してしまったりなど、なかなかベスト4以上が見られなかったのですが…随分久しい優勝ということになります。
土日の準々、準決勝と見てましたが、打力が半端ではなく、特に準決勝の本塁打攻勢は、過去にもあまり例のない破壊力だったと思います。河合選手の新記録となる28塁打(85年清原などの27塁打を抜く記録)など、いろいろ記録も残してくれました。おめでとうございます。