レスです

学R3だけ@五井様:


今日結構初見見ましたが、問題文の説明不足で答えに窮した問題が結構多かったです。
例えば四文字でFourier(で分かりますよね)を答えさせる問題があったのですが、いわゆる三角関数の重ね合わせによる級数表現を発見したという彼の功績(Fourier級数)は、「その名を冠した級数」という説明で簡略化されており、「熱の解析的理論」という彼の論文の方が大きなヒントになっていました。彼の業績で最も大きなものはFourier級数やFourier変換ですし、理系の人間なら大体知っているでしょうけど、この問題文で分かる人がどれくらいいるのか…。一体どんな人をターゲットにこの問題を作ったのかが疑問です。
三角関数の重ね合わせによる級数表現で有名なフランス人科学者といえば…」と聞いた方が正解率も上がるし、もとよりFourier級数に関して勉強したことのある(主に理系の)人間にもちゃんと解いてもらえていいと思うんですが。どうでしょうか。


あと、最近は教科書やいわゆる「理系の勉強」から外れた問題が多いのは同感です。ただ今日は見ていませんが…。「ノーベル賞の組み合わせ」について、どういう人間に解いて欲しいのか…。問題製作者の意図が良く見えないのが何というか不安であります。